地産地消・自然素材、防災・シックハウス対策、後ずさりしながら進化する建築。それらを建築設計を通じて東京・高知で学んだ一級建築士のひとり言。


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桜座

横浜市の設計事務所ワークステーションによる「高知県立坂本龍馬記念館」に
つづく高知県における2作目の建築作品。この建築のテーマは気軽に入れる町に
開かれたホールです。ホールを囲む3方向のホワイエは外光が差し込む明るい
スペースです。更に、移動席が後部に収納されるロールバックチェア方式の多目的
ホール客席(400席)の両側面2方向に大きなガラスの開口部が設けられています。
ホワイエを通して自然光がホール内部にまで差し込むという設計を試みています。
もちろん、ホール開口は2重ガラスで遮音性を確保し、その間に組み込まれた遮光
カーテンにより必要に応じてホール内部を真っ暗にもできます。

「佐川町立桜座」建築data
竣工:1998年3月、所在地:高知県高岡郡佐川町甲346-1
設計:ワークステーション、建築家:高橋晶子+高橋寛、施工:(株)フジタ四国支店
構造:地上4階、地下1階、RC造、舞台はプロセニアム形式
a0100318_83956.jpg

photo ポップな2階ホワイエ。右側のガラスを通してホール内部が見えます。
左側開口上部には調光のため杉のルーバー設置。
a0100318_10430437.jpg
Photo 桜座 外観
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by onlyonea | 2007-05-29 08:13 | 建築設計 資料 (高知) | Comments(0)

藁工倉庫 (わらこうそうこ)

この建築は建築家が設計したか不明だが、高知の人々にとって印象深い
風景となっている。雨がたまりやすい谷樋は高知の建築家はあまり設計
しない形式。
以前有名建築家の原広司さんやシーラカンスが設計していた複雑に屋根
の高さが変化する集落のような建築デザインをちょっとだけ連想しました。
微妙に異なるスパンはいったい何を基準に決定されたのだろうか。
それともゲーム?隣地に公園があり親水スペースがあるのも見逃せない。
水と緑と建築のハーモニーが偶発的に生まれた名建築なのかもしれない。
最近、倉庫内部を改修し店舗として再利用されていることが地元のTV
ニュースでも紹介されました。

「藁工倉庫」建築data
所在地:高知県高知市北本町4丁目1-23
主要用途:店舗、現在のところギャラリー・写真館・美容院として利用。
設計:不明
構造:木造、規模:平屋、天井は高い
外壁:土佐漆喰塗、水切瓦あり、屋根:切妻連結(谷樋)
photo:一文橋から江の口川と藁工倉庫を望む。
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by onlyonea | 2007-05-26 09:11 | 建築設計 資料 (高知) | Comments(0)

高知駅 新駅舎の敷地条件

高知駅新駅舎の南北を貫くことになる大通りは都市の軸線となり、新駅舎は高知
のシンボル的な建築になります。新駅舎南側は業務地域や商業地域が広がり、
北側は住宅地が多いという南北で条件の異なる敷地です。4月14日と16日
photo参照。この建築南側は解放して、プラットホームの人や列車の動きによる
賑わいを演出し、都市に活気を与える設計です。逆に、建築北側はスケールダウン
と周辺環境のプライバシーへの配慮を考えて、駅舎を覆い隠す屋根を3段に分節
化し、大開口にルーバーが設置されます。

「JR四国高知駅」建築data
所在地:高知県高知市栄田町、主要用途:駅舎
設計:四国旅客鉄道、四国開発建設、内藤廣建築設計事務所
構造設計:川口衞構造設計事務所
規模:地上3階、述床面積:3,296.76㎡
構造:SRC造、RC造、S造、木造(ハイブリッド構造)
施工期間(予定):2005年12月~2008年3月
photo:ルイ・ヴィトン高知店南側から高知駅新駅舎を望む。
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by onlyonea | 2007-05-24 23:40 | 高知駅 設計 エピソード | Comments(0)

建築士の仕事

日本では古くから大工の棟梁というシステムがあったため、設計と施工を一貫して
受け持つ方式が残っています。しかし、海外では建築物の設計監理を行う仕事が
施工者から完全分離されています。その専門家をアーキテクトと呼び、欧州では
医師・弁護士とならぶ聖職とされているそうです。設計施工一貫システムは性善説
に基づいており、耐震偽装という今までの日本では考えられない事件が起こった
ことを考えれば、建築士制度の欧米化が必要とされているのかもしれません。この
事件は、本来クライアント(施主)の味方であるべき建築士が施工側のコントロール
下におかれるというダークサイドに身を転じてしまった背景があります。ほとんどの
方が一生に一度マイホームを設計するために一人の建築士を選ばなければなら
ないはずです。建築士も医師や弁護士と同じく、最終的にはそのヒトによるところが
大きいと思います。一級建築士と二級建築士の違いは主に業務上扱える建築物
の規模の違いです。
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by onlyonea | 2007-05-22 20:28 | 一級建築士について | Comments(2)

高知駅 新駅舎 大屋根のアーチ完成

じゃーん、大屋根の大梁アーチ14本が無事予定通り完成しました。
大屋根妻側の1スパンは集成材を使わない鉄骨造になっています。
photo両サイドの黒い部分です。
これは、激しい雨が下から降ってくる高知の土地柄を考慮した設計。
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by onlyonea | 2007-05-21 00:15 | 高知駅 設計 エピソード | Comments(0)

ルイ・ヴィトン高知店

JR高知駅とはりまや橋のほぼ中間から西に高知城まで伸びる大手筋で日曜ごと
に開催される日曜市。それは高知県の海の幸・山の幸が販売される貴重な観光
スポットで、東の起点辺りにこの建築は位置しています。
ファッション関係の商業施設で有名な女性建築家、乾久美子さんの設計。外壁の
大部分がダブルスキンになっていて、外側が格子状に小さな孔があいた半透明
の被膜、内側は孔が無くセキュリティを確保しています。内部空間は透明とミスト
状を組み合わせた格子模様のガラス、西側中央の中庭と数ヶ所のVOIDで変化
をつけています。
ダブルスキン外側の孔はライムストーンを千鳥に目透かし配置したもの。ライム
ストーンはさんごや貝からできており、さんごは高知の特産品です。設計者は
高知らしさを考えてこの素材を選んだのではないでしょうか。

ファサードはルイ・ヴィトンのゴージャスというよりはエレガントなブランドをスマート
に表現して、夜間照明時は内側の壁の明暗により市松模様が浮かびあがります。
これはパリで世界初の旅行鞄専門店としてスタートしたヴィトンのダミエキャンパス
のデザインそのものです。ブランドにうといけど勉強しました。

「ルイ・ヴィトン高知店」建築data
竣工:2003年3月、主要用途:物品販売店舗
所在地:高知県高知市はりまや町3-1-1
設計:乾久美子建築設計事務所、建築家:乾 久美子
構造設計:空間工学研究所、施工:清水建設
構造:鉄骨造、規模:地上2階、敷地面積782.78㎡、
建築面積328.53㎡、延床面積493.51㎡
屋根:陸屋根、形態:箱型、中庭あり、南側オープンスペースに植樹
外壁:一部ダブルスキン、外側:ライムストーンをSUSロッド支持
ライムストーンはサンゴや貝などの遺骸が堆積してできた石灰石。
比較的明るいベージュ系の柔らかい石が多い。吸水性は高い。
photo01:四国のルイ・ヴィトンストアでデパートのテナントでないのは高知店だけ。
エレガントな夜景が永く続いて欲しい!
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photo02:歩道を歩きながら外壁の孔をのぞきこむ人多し。
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by onlyonea | 2007-05-19 12:15 | 建築設計 資料 (高知) | Comments(2)

高知駅 新駅舎 工事現場見学会

5月12日〈土)に高知県建築設計監理協会主催の高知駅新駅舎工事現場見学会
があり、大屋根を支える杉板型枠コンクリート打放しの北側キャノピー下をくぐり
ました。建築家、大学生を含む100名ほどが参加し、世紀の巨大建築プロジェクト
そして建築家 内藤廣さんへの関心の高さがうかがえました。高知駅新駅舎大屋根
の建築設計監理は内藤廣建築設計事務所が担当とのこと。大屋根は耐火構造の
建築物になります。進行役の建築舎KITの喜多さん、内藤廣建築設計事務所の
神林さんと瓜生さん、他現場関係者の方々お疲れ様でした。
photo:現場事務所前にて見学会前に集合                
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by onlyonea | 2007-05-13 18:07 | 高知駅 設計 エピソード | Comments(2)

高知駅 新駅舎周辺の連続立体交差事業

高知市内を東西に走るJR四国土讃線の高知駅付近約4.1kmを連続して
高架化し、11箇所の踏切をなくします。渋滞緩和にも貢献を期待。
一部を除き高架側道は北側東向・南側西向の一方通行になります。
高架下のスペースは駐車場としての利用や緑化が検討されています。
東京、有楽町のJR線路高架下スペースは飲食店などに利用されており、
おしゃれな店も増えているとか。高知でも店舗が入ったりするのだろうか。
すでに、金曜市は高架下のスペースを利用して開催されています。

Photo:入明駅(高知駅西側最初の駅)の高架。
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by onlyonea | 2007-05-11 07:11 | 高知駅 設計 エピソード | Comments(0)

サマーセミナーのお知らせ

高知県建築士会では毎年全国的に著名な建築家を高知に招き、講演会を開催しています。
建築に興味がある方は一般の方でも参加歓迎。
高知の学生や社会人で建築設計に興味があって建築士の世界をのぞいてみたいという方
はぜひ第1回打合せに顔を出してみてください。
ひょっとしたら、すてきな出会いが待っているかも?

開催日:7月28日(土) 講師:建築家 小嶋一浩、所属設計事務所 C+A(シーラカンス)

第1回打合せ 新スタッフ募集中です。お気軽にどうぞ。
日時 5月19日(土)10:00~12:00
場所 森の情報館エコアス馬路村 (高知市南御座)
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by onlyonea | 2007-05-10 08:44 | Comments(0)

坂の上の雲ミュージアム スロープ

この建築の動線1階から4階すべての昇り降りに利用するスロープの幅は設計
段階でどのようにして決められたのだろうか。設計者としては法規の幅をクリア
した最低寸法でコストを下げたい。一方で、ゆったりとした動線を確保するために
できるだけ幅を広くしたい。一級建築士であれば誰しもこの相反する理想と現実
の間で調整し、クライアントとの打合せで決定するはずです。しかし、空間をデザ
インする建築家ともなると更に別の次元のことを考えたかもしれません。例えば、
大阪の心斎橋のアーケードは松山の大街道のアーケードより明らかに幅が狭い
のです。人口からすると逆ですけど、その分密度が大きくなり活気が生まれます。
もうおわかりだと思いますが、賑わいの演出。社会的許容範囲内で、できるだけ
狭くするなんてことも考えたのではないでしょうか。車椅子の回転を考えると有効
1500ミリ程度はあるはずです。余談ですが、私はスロープで玄関まで上がって
いける住宅を高知で設計し、実現しました。またの機会にご紹介しますね。

Photo:「坂の上の雲ミュージアム」新聞掲載の壁のスロープ
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by onlyonea | 2007-05-09 23:13 | 建築設計 資料 (高知県外) | Comments(2)