地産地消・自然素材、防災・シックハウス対策、後ずさりしながら進化する建築。それらを建築設計を通じて東京・高知で学んだ一級建築士のひとり言。


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高知県の木造建築の試み

日本は国土の70%近くを森林が占める森林大国であり、そのうち天然林が3~4割
を占め、残りの過半数を占める人工林は十分に消費されずに、地産地消には程遠い
状況です。主な原因は輸入木材との価格差です。大手住宅メーカーの木造住宅は、
ほとんど輸入木材を使用しているそうです。ですから、国産木材を使用した木造建築
には政府の助成が必要とされています。人工林を育てながら消費する循環サイクル
を確立することが、CO2削減にもつながり、環境にも良いことは明らかです。高知県も
日本の代表的な杉とひのきの産地です。1998年の建築基準法改正により木造建築
の可能性が広がりました。高知県の建築設計における木造建築の可能性の追求の
歴史上、主な建築物をあげると次のようになります。

     土佐派の家               高知県産の杉や漆喰を用いた真壁の家
1994 梼原町地域交流施設         木鉄のハイブリッド構造
1995 中芸高校格技場            木造の大空間建築
1998 はりまや橋商店街木造アーケード 45分燃えしろ設計による準耐火構造
1999 牧野富太郎記念館          木鉄RCのハイブリッド構造
2004 龍馬が生まれたまち記念館     45分燃えしろ設計による準耐火構造
2008 JR四国高知駅舎北口大屋根    燃えどまり設計による耐火構造

漆喰にも地方によって種類があって、土佐漆喰は一般の漆喰と異なり糊を混入しない
ため水に強く厚塗りができます。施工後はしだいに白色に変化します。昔は土蔵など
に多く使われてきたように、吸湿性や断熱性に優れており、防火性能もかなり高い。
ただし、施工の手間はかかります。燃えない木造や、木と鉄筋コンクリートや鉄骨との
ハイブリッド構造が木造建築の可能性を切り開いていくのではないでしょうか。
photo:漆喰塗壁の竹の小舞下地
a0100318_8254477.jpg

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by onlyonea | 2007-06-05 08:41 | 建築設計 資料 (高知) | Comments(0)